あなたのサロンの採用フェーズはどの段階なのか? ―PART.3―
- GemsConsultingOffice

- 7月5日
- 読了時間: 6分
前回、前々回の内容に続き
今回は新卒採用の第3フェーズについて
お伝えしたいと思いますが
過去にお伝えしている通り
あと数年で
新卒採用の第2フェーズの終焉を
迎えると思っていたにも関わらず
学生の就活媒体が
SNSを主軸に行っている事から
第1フェーズに
戻ってしまっているところもあり
また
昨年度、本年度と
学生とやり取りでの印象は
新卒採用の第2フェーズは
“まだまだ続きそう”
というもので
言い換えれば
この新卒採用の第2フェーズを
上手くクリアしている
サロン様にとっては
十分すぎる準備期間
が提供された事になり
第3フェーズに突入した際には
かなり有利に
新卒採用活動を進められる事に
なると思います。
前回の内容で
新卒採用の第2フェーズが
どういうものなのか…
この第2フェーズに
求められるのは
どういう内容なのか…
をお伝えさせて頂きました。
まだ第2フェーズを
上手くクリアできていない
と感じられる場合は
第2フェーズの
中心課題である
“手段の工夫と追求”
つまり…
何を伝えるか
<
誰が伝えるか
<
どのように伝えるか
を整理して頂けたらと
思います。
では今回のテーマである
第3フェーズ
手段から本質の追求へ
について
ご説明させて頂きます。
毎年、新卒採用活動を
行われているサロンさまで
特に
毎年、新卒採用活動に
参加されているスタッフさまは
お気づきだと思うのですが…
ここ数年
労働条件、労働環境の
質問を行う学生は
ほぼいないと思います。
10年ほど前は
あれだけ質問が多かった
「社会保険はありますか?」
という質問は
皆無近いと思います。
初任給がいくらなのか…
よりも
家賃補助があるかどうか
レッスンは
どの時間帯に行われるのか
レッスンで疑問に感じた事は
すぐに
先輩が教えてくれるのか
など
働く上での条件的内容
よりも
働きはじめてからの具体的内容
を気にする傾向にあります。
特にこの2~3年
多くの学生が口にしているのが
ガイダンスで10社ほどの
話を聞きましたが
記憶に残っていません
どのサロンのブースも
パンフレットを見たら
わかる事ばかりで
見学に行きたいとも思いません
というようなものです。
決して安くはない金額を投じて
学生の心に刺さるどころか
届いていない…
というのは
あまりにも残念な話です。
この事で
何をお伝えしていかと言いますと
学生の意識は既に
第3フェーズに入っている
にも関わらず
サロンさま側の意識は
第2フェーズで停滞している
ということで
この意識のずれが
見学、面接に進めない要因に
なっているという事です。

新卒採用の第3フェーズは
「手段から本質の追求」
です。
本質とは、つまり…
あなたのサロンで働くと
どの様な美容従事者に育ちますか?
という事です。
このでの着眼点は
“育った” ではなく “育てた”
である事です。
採用のコンサルティングの中で
サロンさまの強み、魅力、特長の
洗い出しをさせて頂く中で
社会人として…
とか
人間的魅力を引き出す教育を…
を、強み、魅力、特長として
あげて頂く事がありますが
それが悪いわけではありませんが
それだけでは足りないのです。
あなたのサロンから内定を頂き
働きはじめて
毎日頑張ってレッスンにも励み
2年半でスタイリストデビューできた
スタッフさんの
10年後の技術売上が30万円程度だと
美容師として生きていけません。
つまり、
成果が出せる美容従事者に
育成出来るかどうか
が問われているという事です。
同時に
何故、成長出来るのか…
何故、成果が出せるのか…
という
裏付けも求められるという事です。
成果という実績が動機づけになり
その裏付けが安心材料になります
もし現在
第2フェーズを模索中でしたら
この第3フェーズの
“本質”
を追求してみて下さい。
その本質の追求の中で
最も着手して頂きたいのが
スタイリスト教育です。
指名技術売上50万円
のスタッフさんと
指名技術売上200万円
のスタッフさんでは
「うちの店においで」
という言葉の力強さが
異なると思います。
成果が出ていると
自信がみなぎりますし、
「育った」のではなく
「育ててもらった」
という環境での成果であれば
「うちの店においで!
売れるスタイリストになれるから!!」
と、言葉に発していなくても
その想いが伝わると思います。
売れるスタイリストになるには
「売り物の理解」と「売り方の向上」
が不可欠となります。
スタイリストセミナーの中で
若手スタイリストに
学生との面談の時には
美容師希望の美容学生に
同じ質問を行っています。
一般的なヘア中心の美容室の
売り物は何ですか?
逆の言い方をすれば
お客様は美容室で
何にお金を支払っていますか?
という質問です。
美容学生のほぼ100%
若手美容師の約80%
が、同じ返答をします。
「技術」と答えます。
この捉え違いが
そのスタッフさんの成長に
大きな影響を与えますし
売り物の無自覚が
サロン教育に反映されてしまいます。
一般的な
ヘア中心の美容室の売り物は
“ヘアデザイン”=“ヘアスタイル”
です。
ヘアデザインに関わらず
デザインには定義があります。
それは
相手の悩みを解決するモノである事
というものです。
美容室の場合
お客様の悩みを解決するモノである事
という事になります。
相手の悩みを解決する事無く
自分本位で創作するモノを
アート
と言います。
つまり
美容師という職業は
アーティストではなく
デザイナーである
という事になります。
デザインは
相手の悩みを解決するモノ
でなければなりませんので
悩みを引き出す力が求められます。
それがカウンセリング力です。
スタイリストセミナーでは
お客様が来店されたら
カウンセリングって行いますのよね?
カウンセリングって何ですか?
どういう事を
カウンセリングって言いますか?
という質問をさせて頂きます。
実は多くの美容室で行われているのは
カウンセリングではなくヒアリングです。
ヒアリングを行っていると
リピート率は高まりにくく
結果として
売上がなかなか上がらない
という事になります。
この様に…
成果を出せるスタイリストを育成する為に
どの様な教育があり
会社として
どの様なサポート体制があり
だから
スタイリストデビュー後
どのくらいの期間で
どのくらいの売上が
見込めるスタイリストに
育成する事が出来るのか
を実績と共に伝えて頂くと
「動機づけ」×「安心」
が学生の心を捉えます。
教育内容の整理
売上を構築する仕組み
だけであれば
1~2年で出来上がると思いますが
実績を踏まえるとなると
4~5年は掛かると思います。
新卒採用状況が
第2フェーズで足踏み状態の今
是非
この第3フェーズの準備を
しっかりと行って頂ければと思います。




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