人件費の高騰を考える
- GemsConsultingOffice

- 5月3日
- 読了時間: 5分
今回も以前に書かせて頂いた
美容室経営者の悩みランキング
の中の第5位である
「人件費の高騰」
について、書かせて頂きたいと思います。

2025年11月に発売させて頂いた
私の著書
「新卒採用から気付く
美容室経営の課題抽出テキスト」
の中でも触れていますが
現在の美容業界の採用事情は
一人の学生に対して
100枠の求人が掛かっているという
異常な状態になっています。
年々高騰している最低賃金に加え
この異常な採用事情の中
“なんとか一人でも面接にきて欲しい”
という思いもあいまって
初任給の設定そのものを
かなり高水準にされている
美容室も出てきています。
採用活動は相対評価ですから
近隣の美容室の初任給があがると
ある程度までは合わせなければ
見劣りしてしまいますので
やむを得ず
初任給を見直されている美容室も
多くあります。
書籍にも記載していますが
高すぎる初任給はお勧めしていませんので
初任給を見直すかどうかを
悩まれている場合は
再検討して頂ければと思います。
必要でしたら
無料のオンラインコンサルティングも
行っていますので
お気軽にご相談ください。
今回のテーマである
「人件費の高騰」に話を戻しますが…
諸々の外部環境の変化で
人件費が高騰している事はあると思いますが
それ以上に今
しっかりと考えて頂かないといけないのが
「利益がでる状態になっているかどうか」
という事です。
言い方を変えると
客単価があがっているかどうか…
さらに言うと
人時生産性があがっているかどうか…
という事です。
多くの場合
人時生産性を考えると
高単価メニューの導入という
手段を選ばれると思います。
もちろんその手段が
悪いわけではありませんが
ヒットメニューが生まれると
そのメニューで
サロンイメージが構築されます。
つまり採用に影響する事が
考えられるという事です。
そのため
私がお勧めしているのは
とてもBasicな方法になりますが
各スタイリストが徹底的に
デザインを軸に
カウンセリングを行う
というものです。
デザインは
◎フォルム(形)
◎カラー(色)
◎テクスチャー(質感)
の3要素を含めます。
ところが
お客様はメニューを選択してから
来店されますので
多くのスタイリストは
メニューのカウンセリングをされます。
そして
メニューのカウンセリングを行いながら
さらに
トリートメントなどの
メニューをお勧めされます。
このお勧め方法の場合
お客様としては
取ってつけた提案
に聞こえるので
場合によっては
押し売りされている気分に
なってしまいます。
お客様には
サロンに来店される理由があります。
髪を切りたい
色を変えたい
パサつきを抑えたい
など…
さまざまな思いを持って来店されます。
その思いというのは
髪を切りたい
色を変えたい
パサつきを抑えたい
という
お客様が言葉として
伝えて来られる事以上に
髪を切ったり
色を変えたり
パサつきを抑えた事によって
どのような気分(気持ち)になりたいのか…
にフォーカスして
カウンセリングを行う事が
大切だと思っています。
そのような気分(気持ち)を叶えるために
トリートメントが必要
という事であれば
お客様は
自分の事を考えてくれた上での提案
と捉えて頂けるので
心地よく受け入れて頂ける事が可能となりますし
仮に受け入れて頂けなくても
決して悪い気分にはなられていないと思います。
つまり
プレカウンセリングを
▶来店時のメニューを意識して行うのか
▶メニューを通じて得たい
気分(気持ち)を意識しておこなうのか
によって
お客様の満足度は変わりますし
デザインの3要素を叶えるための
メニュー提案の受け入れられ方が変わります。
デザインの3要素を踏まえて
ヘアデザインの提案を行うには
◎フォルム(形)
◎カラー(色)
◎テクスチャー(質感)
の3要素を叶えるための
メニュー提案は必然となり
結果として平均客単価はあがります。
お客様も
メニューを無理やり勧められた
という印象はなく
スタイリストとしても
メニューを勧めたつもりがない
にも関わらず
追加メニューが発生しますので
精神的負担を感じられる事は
ほぼありません。
もちろん
この時に選択されるメニューが
人時生産性を下げるものでは
意味がありませんが
デザインの3要素に
直結するメニューであれば
比較的短時間で
完了できるものが多いのではないかと思います。
1.人件費高騰の課題を改善する為に
人時生産性を高める事に着手する事
2.人時生産性を高める為に
高単価メニューの導入を検討する場合は
採用が難しくならないかどうかを踏まえて
しっかり検討する事
3.高単価メニューではない方法で
人時生産性を高める為には
デザインを軸とした
カウンセリングロジックを
教育の中に取り入れる事
を意識して頂けたらと思います。
デザインを軸とした
カウンセリングロジックの構築ついては
私がご提供できる内容としては
一般社団法人
スタイリストカウンセリング協会
“STYLIST COUNSELING
MASTER PROGRAM TEXT”
でまずは各スタイリストの方々が学習して頂ければ…
と思うのですが
現在編集作業中ですので
完成まで
今しばらくお時間を頂戴できればと思います。
それ以外には
弊社が個店対応で開催させて頂いている
顧客満足アップ スタイリスト育成研修
BASIC編
になりますが
こちらもご検討頂いている場合は
「無料のオンラインコンサルティング」にて
一度状況確認をさせて頂ければと存じます。
いずれにしても
今後も最低賃金は高騰すると考えられますし
需要と供給のバランスが正常化するまでは
労働条件合戦は続いていくと思われます。
つまり
何らかの手立てを行わなければ
時間の経過と共に
状況は悪化する事が考えられます。
◎採用と集客におけるブランディング
◎成長と定着
を総合的にみて
「今、何を行うのが最適なのか」
をご判断頂き
なるべく早く実行に移して頂きたいと思います。




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