前回の記事として
定着率が重要視されて来ている
とお伝えさせて頂き
“採用後の関わりがどう・・・”
という手段的な事ではなく
“どの様に採用活動を行っているか”
という本質が重要であると
お伝えさせて頂きました
今回はこの
“どの様に採用活動を行っているか”
について少し掘り下げさせて頂きたいと思います
コロナウィルスが蔓延してから
採用活動の流れが変わってきた
と感じられているサロン様も多いと思いますが
実はコロナ前から
変化は起こっていました
それが
コロナになり加速した
と考えて頂く方が合点がいくと思います
どういう事かと言いますと
コロナ前の2019年あたりから
労働条件を気にしていない学生が増加していました
そもそも
何故学生たちは労働条件を気にしていたのか・・・
美容を志す際に
休みがたくさん欲しいから美容師を目指そう!
とか
給料をしっかり稼ぎたいから美容業界を目指そう!
という学生に
私は出会った事がありません
にも関わらず、就職活動を行う時は
社会保険完備かどうか・・・
週休二日制かどうか・・・
残業があるかどうか・・・
有給休暇があるかどうか・・・
を口にしていました
これは以前の美容業界の労働条件が
あまりにも良くなかった為に
先生方が就職活動を行う時に
最低限どの項目はチェックする様に
という事で伝えられていた内容です
ところが今は
新卒採用活動を行っている多くの美容室が
労働条件の改善を行われた事により
先生方が学生に対して
就職活動の指導を行うにあたり
労働条件について触れる必要がなくなった事で
労働条件を気にしない学生が増える事となりました
では今
どの様な就職活動の指導をされているのかというと
「自分に合った就職先を探しなさい」
と言うモノになって来ています
自分に合った就職先を探しなさい
と言われて
コロナウィルス蔓延により
校内ガイダンスも業者のガイダンスも
たちまち中止になってしまい
就職先を探す手段がSNSに移行していきました
自分に合った就職先 ➢
自分の好きなデザインをつくっている美容室
という事となり
より本質が求められる様になって来ています
このあたりの事を
2月1日発売の 女性モード社の
「美容の経営プラン」2023年3月号 で
14ページにわたり紹介させて頂いておりますが
また
記事になっていない部分も含めて
新卒採用活動は「手段」から「本質」へ変化
の続編として
ご紹介させて頂く様に致します
2023年の採用活動は既に始まっています
「本質の追求」
いち早く取り組んで頂きたいと思います!!
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